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by powerstory

読書感想文によるコミュニケーション

学生時代に年間300冊以上の本を読んでいたが、1冊読むごとに「400字詰め原稿用紙3枚~5枚の感想文」が書けるほどの感想を要求されたとしても、まず不可能だ。

本を読み終えて、「面白かった」や「こんな馬鹿馬鹿しい本を読んだ時間がもったいない」とか「主人公に全く共感しない」、「推理小説で犯人を当てられた」なんて感じても、規定通りの読書感想文を書くのは難しい。

また、面白くない課題図書を子供に無理に読ませると、読書嫌いになるかもしれない。

読書感想文に親の失敗談の共有できるコミュニケーションを求める必要はないと思う。

私の場合は、読書感想文の書きにくい本ばかり読んでいたので、それらとは別に、読書感想文用に「新潮文庫の100冊」の中から薄い本を選んで、巻末の解説を参考にして書いていた。

こんな状態で書いた読書感想文は、その後の私に何のプラスにもなっていないと思う。
by powerstory | 2013-09-12 20:49